今日も今日とて、とぜんでございます。

20代偏屈オタ男が日々とりとめないことを 書き留めるための随想録。 そしてそれは落書帳。 そしてそれはネタ帳。

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引き出しアルバム

夜帰ってきて探し物があったので机の引き出しをかき回した。
おれの机は父ちゃんの昔務めていた会社からかっぱらった
昔の鉄製のグレーの机ででっかく重たい。
だから少し中が錆びついてきている。

左右に大中小の引き出しが3個ずつと真中に
広く浅い引き出しが1個計7個の引き出しがついている。
左右の引き出しはまとめて鍵もかけられるようになっている。
中学時代は見られたくないものを入れて鍵をかけたものだった。

とにかく色々なものが入っている。
お年玉袋とか、社会保険庁からのお知らせ通知だとか、
昔とった証明写真の残りだとか、タバコ、定規、CD、DVD、ゲーム
ペン、鉛筆、ガラクタ、ぬいぐるみ…列挙しきれないほどだ。

引っ掻きまわして一つずつモノをどけていっても
一向に探しているものは見つからなかった。
その代りにどんどん懐かしいモノが出てくるのである。
中学時代にとったプリクラやら、手紙やら、生徒手帳、形見のコインとか
色々出てきたのだった。ここにあったのかよ!と心の中で叫んだ。

なんだかそれをじっと眺めていたら、思い出のビデオの再生ボタンを
ふいに押されたようにお決まり通りにジーンと
センチメンタルな気分になってしまった。
探しものとは全然関係なくいつのまにか整理整頓していた。
捨てられるものは確かにたくさんあった。
紙切れとかタグとか領収書とか業務報告書とかをどさっと捨てた。

でもやはり捨てられないものもたくさんあった。
大事なものは大事に引出しのまた奥にしまった。そしてそっと引き出しを閉めた。
数ヶ月後か数年後かまだ分からないが引き出しをまた開けたとき
どんな気持ちでこの品々を眺めるのだろう。

思い出は心の中に留めとけばいいのさ、といつも格好つけていたし、
「モノより思い出」かもしれないけどモノによって蘇る思い出もやっぱり悪くないなと思う。


ところで結局探しものは見つからなかった。
どこにあるか血眼になって探し損ねて冷や汗をかいた。

しばらくして落ち着いて聞いてみたら、母ちゃんにそれを
貸していたということを忘れていてまったく別の場所にしまわれていた。
片付けかたを間違って忘れてしまうと思い出もクソもねーなとまた
一方でそんな自分のことをマヌケに思うのであった。


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隼んver.2.1

Author:隼んver.2.1
性別:男
出身:北海道札幌市
現住所:神奈川県横浜市
血液型:不明(いい加減知りたい)
職業:小売・販売業
これまでの迷言:
おれ達は前を見ることしかできない。
好物:ラーメン(何味でもかまわんです。)

少年老い易く、学成り難し。
もう少年でもないので、
老いてゆかぬよう頑張ります。
おっさん老い難く、学成り易し。

リンクフリーでございます。


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