今日も今日とて、とぜんでございます。

20代偏屈オタ男が日々とりとめないことを 書き留めるための随想録。 そしてそれは落書帳。 そしてそれはネタ帳。

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忍耐と優しさ

寒さもいよいよ増してきた。おれの部屋は家の中でもっとも
外気温に従順な部屋で外が寒くなりゃ冷えるし、暑くなればすぐ蒸してくる。
その代わり何かしらの冷暖房器具を少しでも用いれば
一瞬であったまりもするし、涼しくもなる部屋でもある。

北海道、東北、関東と順々に南下してきたので寒さには多少の自信がある。
しかし今ではすっかりその厳冬の辛さも忘れてしまっている。

そんな己のたるんだ精神を正す意味もこめてギリギリまで
暖房は使わんと思っていたのだけれども遂に今日ストーブをつけてしまった。

温い。ひたすらに温い。やはり寒さには生命は弱いのだなということを切に感じる。
人の優しさを温もりと表現するのはやはり生命の息吹を感じるからなのだろう。

雪が降り足が悪くなるのが雪国の冬では当たり前だ。
だからある程度みんなが歩いて踏みならして少しずつ「道」が出来てくる。
それでもその道は大きなものではなく積りたての早朝だったりすると
人一人がやっと歩けるほどのものである。

そんなとき向こう側から人がやってくると道を譲らなければならなくなる。道を譲るには
まだ道になっていない場所、すなわち積った雪に足を突っ込まなければならない。
そんなとき譲ってもらった人は自然とありがとうと挨拶をする。
譲った人はいえいえといいながら会釈を返す。

雪国では普通の光景だが、こっち来てから譲り合いなんてものはあまり感じない。
だいたい「我先に!」である。そういったシチュエーションもあまりないからだろうか。
何故、見知らぬ人であってもこんなに快く感謝の挨拶ができるのであろうか。
それは譲る人も譲ってもらう人も「雪の冷たさ」を知っているからである。

「寒さ」はとりもなおさず人の痛みや辛さでもあったりする。
北国は寒いが人は温かいなんてうまいことを言ったりするが
伊達や酔狂で言っている言葉ではないと思う。

少なくとも北国では寒さの辛さを皆が知っている。
その分、温いということの安らぎをもっと深く知っているのだ。
だから助けあうのだろう。

無性にあの雪の寒さを求めたくなるときがあるのはその中に潜む、
温もりを忘れられないからなのかもしれない。


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隼んver.2.1

Author:隼んver.2.1
性別:男
出身:北海道札幌市
現住所:神奈川県横浜市
血液型:不明(いい加減知りたい)
職業:小売・販売業
これまでの迷言:
おれ達は前を見ることしかできない。
好物:ラーメン(何味でもかまわんです。)

少年老い易く、学成り難し。
もう少年でもないので、
老いてゆかぬよう頑張ります。
おっさん老い難く、学成り易し。

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