今日も今日とて、とぜんでございます。

20代偏屈オタ男が日々とりとめないことを 書き留めるための随想録。 そしてそれは落書帳。 そしてそれはネタ帳。

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WATARIDORI

2001年制作のフランス映画なのですかご存知でしょうか。

前に一度見たんですが、BSのチャンネルをぼーっと
切り替えているとそこには、あるときはジャングルの上を
あるときは大都会の上を、またあるときは何もない砂漠の上を、
ただ只管に大小種類様々な渡り鳥が飛んでいる
姿が映っていました。当時見たときにかなりの
衝撃を受けたんですが、もう一度見てみると
思わず息を呑んでしばらく黙って
鳥の姿に釘付けになっていました。

ただ鳥の姿を追うだけのドキュメンタリー映画なので、
生き物地球紀行みたいなものを想像してくれると
分かりやすいのですが、気の利いたナレーションや
音楽はあまりなく、ただそこにはありのままに
飛ぶペリカン、アホウドリ、コンドルなどの
様々な渡り鳥の姿があります。

鳥のすんだ黒いガラス玉のような目が潤んでいるのが
克明に分かるほど鮮明に記録されている映像には
何か鬼気迫るものを感じます。

もちろんほかの動物に捕食されたり途中で息絶えた姿も
隠すことなく助けることなく撮影されます。
自然の摂理とは分かっていても既に自然とは
ほぼ完全に切り離されたおれにとっては
その最期の姿は言葉につまります。

撮影の仕方も技術と労力の結集の賜物で
どうやってこんなに近くで撮影することができるのだろうと
関心してしまいました。

フランス映画ということなのでやはりクセがあります。
果たして鳥の姿を通して伝えたいことはなんなのか、
それが気になるところです。
フランスは自由の国と呼ばれることがありますが
それだけ自由を渇望し自由について考えた国だからこそ
自由の象徴「鳥」を追ったのか。

ただその鳥の姿を見て思うのはそこに僕らが描いている
甘美で開放的な自由はそこにはありませんでした。
空を飛べる分、鳥達は過酷な運命を背負ってると
感じざるを得ない映像でした。

何かの制約なしに自由は決して訪れない。
絶対王政と共和制を行き来したフランスで生まれたこの
一つの映像作品はそんなことを訴えているのではないかと
首をひねりながら眺めてしまいました。

監督はジャック・ペランという方なんですが
96年に「ミクロコスモス」という昆虫映画も
撮っているのですがこれもまた小さな昆虫の
姿を追うことで題名の通りそこに"小宇宙"の姿を
映し出しています。

興味がございましたらご覧になってみてください。
ただ、決して一般に言う「面白い」映画ではないので
ご注意を。

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3163


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隼んver.2.1

Author:隼んver.2.1
性別:男
出身:北海道札幌市
現住所:神奈川県横浜市
血液型:不明(いい加減知りたい)
職業:小売・販売業
これまでの迷言:
おれ達は前を見ることしかできない。
好物:ラーメン(何味でもかまわんです。)

少年老い易く、学成り難し。
もう少年でもないので、
老いてゆかぬよう頑張ります。
おっさん老い難く、学成り易し。

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